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■ビートオンライン講座『Beat OnLine Magic』 No.32

              2010年9月25日号
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  BOM会員の皆様へのお願い

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 お知らせ、その1:

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 英会話に習得のポイントが全てわかる参考書:PowerGram の特長

 ■特長、その1:
  英会話文法の仕組みを分かりやすく解説。そして鍵となる品詞の一覧
  ができるようになっています。例えば「前置詞」とその前置詞を使った
  日本人が使える日常英会話の慣用表現(データベース36,600例文
  の中から厳選して掲載)を紹介しています。
  名詞、形容詞、副詞、接続詞、他を使用頻度の高い慣用表現で案内中。

  ■特長、その2:
  掲載されている例文は、著者が日本人なら使えると判断した表現が
  文法の説明(1300例文)にもなっています。その中から更にお勧めの
  使用頻度の高い410基本表現が区別できるように区別されています。

 ■特長、その3:
  いつでも好きな時に、本メルマガを受講しながら、説明の一覧を
  PowerGram で確認することが大切です。人間の記憶は、視覚的なものが
  83%の影響を受けています。視覚的にイメージを受け取って下さい。
(聴覚的:11%、嗅覚的:3%、触覚的:2%、味覚的:1%)

 英語の学習には、ビートオリジナル参考書◆ PowerGramをご利用下さい。
  ◆PowerGramは無料メルマガBOMにも、全て対応しています。
  Http://www.beat.ne.jp/personal/power2.htm
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英語はアクセントの位置、リズムや抑揚を確保することで感情を伝えます。
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(  ) 内はアクセントの位置。
*:は 今回のキーフレーズ、口調で覚えて下さい。

感情を込めた音声データは、ここをクリック
http://www.beat.ne.jp/1009/L32temp.ram
(約1分30秒)

■■■ PowerGram:文法 編 ■■■ Part I
◆#1:Is (Nan)cy/ here/ (yet?)      *
                 「ナンシーは、もう来てる?」
◆#2:(Wha)t? What/ (ha)ppened?    *
                 「何? どうしたの?」
◆#3:I don't/ (know.) She (said)/ she had to/ (go.)
        「わかんない。行かなきゃって、言ってたけど。」
             
■■■ 米語のノウハウ:サウンド 編 ■■■ Part II
◆#4:(This) program/ will be brought to you/ by (ABC.)
   「この番組は、ABC の提供でお送りします。」
◆#5:(This) program/ is brought to you/ by (ABC.)
   「この番組は、ABC の提供です。」

◆#6:(This) program/ has been brought to you/ by (ABC.)
   「この番組は、ABC の提供で、お送りしています。」

◆#7:(This) program/ had been brought to you/ by (ABC.)
   「この番組は、ABC の提供で、お送りしました。」
◆#8:(This) program/ was brought to you/ by (ABC.)
   「この番組は、ABC の提供でした。」

■■■ 慣用表現 編 ■■■ Part III
◆#9:That's/ (ri)ght!         *
   「その通り!」
◆#10:You're/ (ri)ght!
   「その通り!」
◆#11:(Tha)t's it!           *
   「その通り!」
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OnLine LESSON
≫Lesson 32≪-------------------------------------------------
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PART I
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■■■ [ 時制の一致 ] の表現: 文法編 ■■■
今月のテーマ:「時制」に関して。 Part II.
[◆:使って便利な表現  □:よく耳にする表現]
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< At the Office:> Mr. A,   Ms. B
◆ A #1: Is Nancy here yet?      *
□ B #0: She left.
◆ A #2: What? What happened?    *
◆ B #3: I don't know. She said she had to go.
□ A #0: What is it?
□ B #0: She said she'd explain later.
□ A #0: Oh, well.
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< 社内にて:>     Mr. A,   Ms. B
◆ A #1: ナンシーは、もう来てる?   *
□ B #0: 帰った。
◆ A #2: 何? どうしたの?        *
◆ B #3: わかんない。行かなきゃって、言ってたけど。
□ A #0: どうしたの?
□ B #0: 後で、説明するって言ってたけど。
□ A #0: 参ったなぁ。
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音声解説を聞くには、このアドレスをクリック
http://www.beat.ne.jp/1009/L32part1.ram
(約3分41秒)

( )内はアクセントの位置。
◆#1:Is (Nan)cy/ here/ (yet?)     *
「もうナンシーは、来てる?」
▼日本語の「来る」というイメージから推測してなぜ「come」が登場
  しないのかという理由は:日本語と英語の表現の違いからくるもの。

 つまり、英語では、「来ているか」という、この「いる」という、
「存在を強調」します。「行く」、「来る」は、A 地点からB 地点まで
  の途中の「動作」を示す意味。英語表現は、「状態=存在」で表わす。

▼類例:I'll be (right) back. / Have you been to Hawaii?
「すぐ、戻って来ます。」「ハワイに行ったことは、ありますか?」

「来る」/「行く」という動作を、英語は「be 動詞」で表現します。
「戻っている」/ ハワイに「居た」ことはありますか?の気持ちです。

▼「yet」は、前に「not」があれば、「まだ〜でない」と解釈し、例文の
  ように「not」がなければ、「もう」となるので注意が必要です。

▼「Nancy」:【固有名詞は常にアクセントの位置】
  <pg26/6>

◆#2:(Wha)t? What/ (ha)ppened?    *
「何、どうしたの?」
▼ここでの「What?」という表現は、かなり「乱暴な言い方」なので、
  話す相手が「親しい間柄」でなければ初対面では使わない方が無難です。
  もちろん、友達どうしではよく使われます。

▼「What happened?」とは、文字通りの意味で、「何が起こったの?」
  という意味になります。時制も日本語感覚と同じで、過去形です。

▼類例:What's (wron)g? / What's the (ma)tter?
  What's going on?
  <pg33/top/I> + <pg33/II/▼> + <pg42/top/1▼in the shade>
  :「どうしたの?」系の一覧

◆#3:I don't/ (know.) She (said)/ she had to/ (go.)
「わかんない。 行かなきゃって、言ってたけど。」
▼「I don't know.」は、[ai ou ou] と二重母音が3連続です。
  [アイ ドン ノー] という発音にならないように注意してください。
「She said (that) she had to go.」では、文全体が「複文」です。
  主節、従属節の「時制」が同じなので「時制の一致」と言われます。

 例文の「複文」は、接続詞の「that」を境に主語と動詞:「She said」
  と「she go」が続くことです。動詞(say)と助動詞(must=have to)を
  過去形で統一させ「時制の一致」をさせます。

 <pg30/top/in the frame/C>:「複文」を導く「接続詞」の一覧
  <pg19/2/c>:「時制の一致」cf. say / said have to / had to

▼「複文」の和訳のコツは、先頭の主語と動詞(主節)の後に続く主語
  と動詞(従属節)を先に訳してから、前半部の「主節」の動詞で結論
  付ける訳をします。つまり和訳は、後ろから訳す形になります。
  <pg30/top>

「彼女は、(どうしても)行かなくてはならなかったと言った」が、
  その直訳です。「had to」は、「have to」の過去形。
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PART II
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■■■ 米語のノウハウ:サウンド編 ■■■

今回は、テレビやラジオの番組の途中で、「それではスポンサーからの
お知らせです」「それでは一旦CM!」という、定番表現をそれぞれ、
「番組の始まる前」、「その途中」、「終了後」そして、「更に時間が
経過した後」で、ではどのように表現を「時制変化」させているかと
いう「時の経過」、流れ(sequence)に注目してください。

<pg22/bottom/chart>:時制チャート表は、ビートのオリジナルです。
縦の実線は、話者が話をしている瞬間です。
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[◆:使って便利な表現]
(番組放送前)
◆ #4:This program will be brought to you by ABC.
   「この番組は、ABC の提供でお送りします。」(未来形)
◆ #5:This program is brought to you by ABC.
   「この番組は、ABC の提供です。」(現在形)

(番組放送中)
◆ #6:This program has been brought to you by ABC. 
   「この番組は、ABC の提供で、お送りしています。」(現在完了形)

(番組終了後)
◆ #7:This program had been brought to you by ABC.
   「この番組は、ABC の提供で、お送りしました。」(過去完了形)
◆ #8:This program was brought to you by ABC.
   「この番組は、ABC の提供でした。」(過去形)
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音声解説を聞くには、このアドレスをクリック
http://www.beat.ne.jp/1009/L32part2.ram
(約5分00秒)

( )内はアクセントの位置、[ ]は発音記号。
◆#4:(This) program/ will be brought to you/ by (ABC.)
「この番組は、ABC の提供でお送りします。」
▼「be動詞 + 過去分詞」は「受身:受動態」といわれるもので広く皆様
  に理解されています。ここでの「過去分詞」とはPowerGramの39ページ
  のそれぞれ3列目のことを指します。動詞活用[go - went - gone] の
「gone」が「過去分詞」と呼ばれています。

▼「will」がなければ、「is brought」となるところです。「brought」は
「bring」の過去分詞。例文は典型的な「未来形」の文です。
  <pg19/bottom/3> :「未来形」。動詞活用[bring - brought - brought]

▼助動詞の後は、常に「be 動詞(一般動詞も)」は「その原形:be」になり
  ます。「It'll be hot tomorrow. / Dad will go nuts when he sees this.」
「パパがこれ見たら、気が狂うよ!」。例文「will be」は一気に発音します。
  <pg04/top/b> 助動詞の後の「be 動詞」は、「その原形」に統一される

▼「brought」の発音は、甲高(かんだか)い[オ] に注意。

◆#5:(This) program/ is brought to you/ by (ABC.)
「この番組は、ABC の提供です。」
▼時制は、常に「動詞」で判断します。例文は「is:現在形」:「今の状態」。
「この番組は、ABC によってあなたのもとに送られている」が直訳です。
  <pg19/top/a> :「現在形」

▼発音のコツ:「is:[iz]」濁音を [is] と発音し、濁音処理しない
  のがコツです。濁音を澄んだ音で処理すれば、スムーズに発音できます。

◆#6:(This) program/ has been brought to you/ by (ABC.)
「この番組は、ABC の提供で、(ずっと)お送りしています。」
▼ここでやっと「時制」が「現在形」から「現在完了形」になってきます。
「have + 過去分詞」で「ずっと」という「継続」の感覚が表現できます。

▼ここでの「継続」とは、「過去のある時点(番組が始まった時間)から
  今、話している現時点まで」、の時間の流れを指しています。
  <pg21/top/6b.> :「継続」

▼発音のコツ:「has been」を[ haz bi:n ] と濁音処理しないで、
  [ has bin ] と短く発音処理してリズムを整えます。米語に共通する
発音の特徴は、「強く、鋭く、短く」発音することです。

◆#7:(This) program/ had been brought to you/ by (ABC.)
「この番組は、ABC の提供で、お送りしました。」
▼「have」が「had」となり、「現在完了形」が「過去完了形」に変化し、
  ここでの「継続」とは、「過去から過去」までの時間、番組が始まり、
  そして終了し、一旦CMがあり、その後にこのアナウンスをしている
  場面を想像してください。

 つまり「過去から過去までの時間の流れ」を意味しています。番組が
  始まり、終了するまでの時間の流れを、「過去の時間の流れ」として
  振り返っている感じがします。

 過去完了形:「had +過去分詞」:「過去から過去までの時間の流れ」
  <pg21/bottom/7> :「過去完了形」

▼発音のコツ:「had been」を[had bin] と発音、スピードアップを図り
  ます。[ bin ] を [ bi:n ] と発音すれば、「bean :豆」の意味に
  なってしまいます。また、[ had ] の発音は、[ ha(d)] の要領で破裂音
  の[(d)] を詰まらせるだけで実際には発音しないのがコツです。

◆#8:(This) program/ was brought to you/ by (ABC.)
「この番組は、「A B C」 の提供でした。」
▼#7:「番組の初めから終わりまでの時間経過」に対し、時制を「過去形」
  にすることで、過ぎ去りし「過去」のこととしてとらえています。
「過去の事実をあらわす」のが「過去形」です。
  <pg19/2/a> :「過去形」
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PART III
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■■■ 今月の慣用表現 ■■■

「その通り!」という日本語を表現する方法は、他にもたくさんあります。
「当たり!」「図星!」「まさに!」「いかにも!」「ピンポーン!」
などがそうです。英語の方も負けていません。その代表例を3つ(4つ)。

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[◆:使って便利な表現]
◆#9:That's right! 「その通り!」    *

◆#10:You're right! 「その通り!」

◆#11:That's it!  「その通り!」    * cf. Bingo!
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音声解説を聞くには、このアドレスをクリック
http://www.beat.ne.jp/1009/L32part3.ram
(約2分57秒)

( )内はアクセントの位置、[ ]は発音記号。
◆#9:That's/ (ri)ght!       *
「その通り!」
▼「right」は「正しい」の意味の形容詞。形容詞は「be動詞」を伴い、
「それは(:あなたの言ったことは)正しいです」。間違っても、
  [ザッツ ライト] のように、カタカナ発音処理しないでください。

 いつまでたっても英語らしい発音に近づけない諸悪の根源なのです。
  ふざけてやる人に英語が上手い人を見たことがありません。

◆#10:You're/ (ri)ght! 「その通り!」
▼同様に、「You」のbe動詞は「are」で、「あなたは正しいです」となり、
「おっしゃる通りです」という気持ちです。ただし発音は、[ユア rait]
  ではなく、[ヨォ rait] です。
  類例:「Exactly!」「You said it!」「You can say that again.」
  <pg18/15/in the frame/ex.> :一覧と【BEAT/ Patterns】 あり

◆#11:(Tha)t's it!       *  
「その通り!」 cf. (Bin)go!
▼「That's it.」という慣用表現は、抑揚によって「7つ」くらいの異なる
  意味がありますが、ここでの意味はその代表的なもの。まず、この意味を
  マスターしてください。いつものように「感情をこめて」練習して下さい。
▼「Bingo!」は、「大当たり!」の気持ちです。
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PART IV
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■■■ 今月のひとこと ■■■

■「仮定法」は、無理すると必ずこける。説明は、長くなるけど内容は、
そんなに複雑なものではありません。理解できてスッキリした人は、感想
ください。「良く理解できた」、「まだわからない」、など。
Mail to: info@beat.ne.jp【仮定法に関して】と題してください。

Part I「仮定法過去」:
前回も述べましたが、「仮定法」という言葉から親しみを感じる人はいない
と思います。そのくらい、日本人には嫌われた英文法サウンドとして有名
です。 そして、それがどういうものか考えたくもないという方がたくさん
いらっしゃるのが現実です。
<pg20/10/I/■> :「a. 仮定法過去」

■でも、日常会話で頻繁に使えるこの「仮定法」というヤツを無視するわけ
にはいかないのです。確かに、複雑な部分もありますが最低、2つ(Part I
と、Part II)のことを理解してください。

■Part I 「仮定法過去」:
「過去」とは形式的なもので、現実には「現在形」と考えるべきものと、

■Part II 「仮定法過去完了」:
「過去完了」とは形式的なもので、現実には「過去形」と考えるべきもの。
と呼ばれるものの2つがあることを、まず理解してください。

前回のおさらいで、仮定法は「時制を一つ過去の方向にずらす」のがコツ。

そこで今回は、この「仮定法過去」つまり、「現在形」です。:
仮定法には、実は、あと一つ「仮定法現在」もありますが、
共通点は、全て時制をそれぞれ、後ろに一つずらして表現します。

■#1:未来のことは、現在形で表現 [:仮定法現在]

■#2:現在のことは、過去形で表現 [:仮定法過去]
■#3:過去のことは、過去完了形で表現 [:仮定法過去完了]

■#2:形が「過去形で、時制は「現在形」とはどういうことか?
例:「If I had money, I could go to Hawaii.」がいい例です。
「(今:現在)お金があれば、ハワイへ行くのだが・・・(行けない)」
ここで最後の、(行けない)がなければ、単なる願望「婉曲話法」。

つまり、仮定法#2の定義は、「現在の事実に反する」というのが
重要なポイントです。

(今)とは、「現在形」のことですが、文をよく観察すれば、
「If I had …, I could ….」で表現されている通り、動詞が共に
過去形を使用しています。

仮定法(事実に反する場合)では、今のことを「過去形で表現」
するのです。

おさらい:
■わざわざこういう複雑な事をやる理由は、というと「結論に注意
のポイント」があるからです。

仮定法とは、
「事実(現実)に反する仮定」という、理解しにくい解説が付くように、
「実際には思うようにならない場合」のことを表現する時だけです。

例文の場合、「ハワイへ行きたいが、実はお金がないので行けない」
というのが結論、という時に限る場合の表現です。

会話では、結論部分の(実はお金がないので行けない)が省略されて、
おり、実際には「お金があれば、ハワイへ行くのだが・・・」で、
「行けない」が省略されているところに分かりにくさが潜んでいます。

■「If+主語+(過去形の動詞)…, 主語+(助動詞の過去形)…」
の形をとります。

「 If+主語+動詞(従属節)」で始まり、動詞を「過去形」にして
( be 動詞の場合は常に were が基本)、そしてカンマに続く「主節の
動詞」も過去形にします。「主節の助動詞も過去形に」がルールです。

■その「仮定法の助動詞」の代表が「would」「could」「might」です。
これらは、それぞれ「will」「can」「may」の過去形です。
<pg20/10/I:>:仮定法過去
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PART V
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■■■TOEIC 対策のためのノウハウ■■■

TOEIC リーディングテストの対策ポイント: Part 5
典型的な頻出問題です。

Part 5、 6 は「文法問題と語彙力問題」です。

#1:Shirly Jordan is a noted conservationist who has devoted
    ------ to ensuring the survival of the grizzly bear.
(A) she
(B) her
(C) hers
(D) herself

#2:The ------ device parts should be returned to the manu-
    facturing plant immediately for replacement.
(A) defect
(B) defects
(C) defective
(D) defectively

#3:El Grand Foods expects its new item C-Jack to become the
    ------ popular caramel-flavored snack ever produced.
(A) so
(B) very
(C) most
(D) much

解答とポイントの解説:

#1:Part 5/6の問題を解くときは選択肢を見て、異なる品詞が並べば
「文法問題」なので3〜30秒の時間をかけて解く価値があります。また
4つの異なる単語が並べば、語彙力問題です。4つとも意味が理解できな
ければ、30秒時間をかける価値はありません。知っているものがあれば、
その単語を優先的に充当して検討します。文章が成立しなければ、残りの
答えをどれか適当に選択し正解に賭けてみましょう。消去法で解きます。

次のアクションは、空欄の前後を見渡します。例文はdevote oneself to 〜
「〜に身を捧げる」の意味がわかるようでなければなりません。このような
再帰代名詞(〜self)を伴う熟語は、TOEICの出題傾向にあります。 

■正解:(D)
訳:「シャーリージョーダンは、グリズリベアの ensuring the survival
に身を捧げた、noted(有名な) conservationist(保護活動家)です。」

再帰代名詞を伴う慣用表現の例:
(brush oneself off)(force oneself to 〜)(keep oneself from 〜)
(treat oneself to 〜)(reconcile oneself to 〜)
(fill oneself up with)(count oneself lucky)

(make oneself comfortable: Please make yourself comfortable!)
(help oneself to: Help yourself to the cookies! 勝手に食べて!)
(locked oneself out: I've locked myself out of the room.)

#2:冠詞と名詞の間には、形容詞を選択するという考え方は英語の
基本です。ここは、品詞の問題で、時間をかけずに判断できます。

■正解:(C)
訳:「device(装置) の不良部品は、交換のためすぐに製造工場に
返品されるべきである。」

(A)(B)は、名詞の単数と複数。単語は語尾を見て、品詞を判断できるもの
が多いので「名詞」「形容詞」「動詞」の語尾や語頭の変化の一覧をみて、
すぐに判断できる準備をしましょう。「ive」:形容詞、「ly」:副詞。

ただし、「名詞+ly」は副詞ではないという例外もあります。以下、
その例:「lovely」可愛らしい:形容詞、「costly」高価な:形容詞。
「mention」「message」は、名詞の他に「動詞」もあるので注意が必要。

#3:形容詞の最上級の問題で、「the」の省略不可。副詞にも比較級・
最上級は、ありますが副詞の場合最上級は、「the」を省略することが可能
です。空欄の直前の「the」と「ever」というキーワードから最上級の問題
であることが判断できる。 

■正解:(C)
訳:「El Grand Foods 社は、新製品C-Jackを当社がこれまでに生産した
キャラメル味のお菓子の中で最も人気の出る商品になると期待している。」
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■ビートオンライン講座『Beat OnLine Magic』 月 3 回
( 5・15・25日)発行
■著者・発行者 小原 伸一
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